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千葉市緑区鎌取町にて強風で剥がれた棟板金を交換、何とお車にも二次被害が…
【工事のきっかけ】
「強風の影響で屋根の一部が飛散してしまった」と千葉市緑区鎌取町のお客様からご相談をいただきました。点検した結果、強風による棟板金の飛散でしたが、何とご相談時にはお客様が気付いていなかった二次被害が発覚… 何と棟板金の落下時にお客様の車を傷つけてしまったようなのです。
基本情報
- 施工内容:棟板金交換
- 施工期間:1日
- 築年数:築14年
剥がれて落下してきた棟板金がお庭の片隅においてありました。その近くにカーポートもあり、お施主様のお車も駐車されていたのですが、ボンネットに引っ掻き傷のようなものがついてます。棟板金は落ちていた位置から数十㎝動かして、端によけただけらしく、前日まではこのような傷はなかったそうです… 棟板金が落下してきた時につけられた可能性がかなり高いことが伺えます。お施主様にご報告したところ、かなり落胆しておりました。
屋根にのぼってみると、下り棟(屋根の斜面の角)に取り付けられていた棟板金が綺麗に剥がされてなくなっています。貫板の変色具合を見ると、以前から雨水が染み込んでいたことが伺えます。釘の固定力が弱くなり、強風に耐えられず、剥がれてしまったのでしょう。他の部分のでは棟板金を固定している釘が抜けている部分もあります。
棟板金の剥がされた部分と落下していた地点では数メートルの距離しかありません。しかも、その脇ではナンテンが育てられており、鳥の加害から守るためにネットが張られています。お車の位置、ナンテンの防護ネット、何ともやり切れない被害だとは思いますが、ご自分の車だったことはある意味、幸福です。ご近隣のお車に被害を及ぼしてしまうと、今以上に大変な思いをすることは間違いありません。
雨風が心配ということで、剥がれた部分を養生しておきました。幸いにも雨は降らなかったので、まずは養生を外すことから工事スタートです。幸いにも今日はいい天気なので、作業も順調に進むでしょう。今日も一日、頑張ります。
棟板金の交換工事では不要となるこれまでの棟板金を解体・撤去します。その後、棟板金を固定していた貫板も不要となるので、解体・撤去します。こうやって、棟板金と貫板を撤去してみますと、棟の頂点や角の部分には隙間があることが分かります。この隙間を塞ぎ、雨水を屋根内部に入り込まないようにしているのが棟板金なのです。
棟に棟板金を固定するための貫板を取り付けていきます。貫板には雨に強い杉が使われています。また、現在では樹脂製の貫板もあります。棟板金を固定する前に仮置きして、サイズに間違いはないのか、板金加工が必要な部分はどこなのかを最終的に確認していきます。
貫板を取り付け、そこに棟板金を取り付けていきます。貫板自体は上部からビスで固定しますが、棟板金は側面を杉板にビス止めします。側面の方が雨に当たりにくく、防水性とその耐用期間も長くなるからです。
最後の工程となるのが、寄棟の頂点にあたる部分の加工とシーリングです。角度を合わせて、それぞれの棟板金を加工し、取り付けます。その後、接合部分にシーリングを行えば、棟板金交換は完了です。
棟板金の強風による剥がれや飛散などは悪天候が訪れるたびに発生し、私達もそのご相談をよく受けます。棟板金が剥がれて屋根を傷つけたり、外壁を傷つけたりすることはよくあることですが、お車を傷つけたいうケースはほとんどありませんでした。お家のお手入れやメンテナンスを怠ると、思わぬ二次被害を引き起こすことを忘れないでください。季節毎、悪天候後の点検は必ずしてあげましょう。
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